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砂の城
 
君が住んでいたのは砂の城だから
この手で壊してしまったんだ
いつも夢に描いた
僕たちの家を建てたかったから
 
君は瞳で語りかける
崩れやすいものだからこそ
大切に守ってきたのよと
 
いつか落としていった片方のイヤリング
書斎の机の引き出しに仕舞ってある
そんなこと知らない君から
今日さよならの手紙が届いた