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朝焼け
 
遠い日のふたりは幼すぎて
言の葉で傷つけ合ってばかりいた
深夜の優しい指先は
アコースティック・ギターのように
わたしの弦を奏でたけれど
朝焼けの あなたの空に
シルエットさえも残せない三日月
ふたりの罪を掻き消すように
お陽さまが おはようと微笑んだ