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さくらんぼ

ガラスの器に盛られた
さくらんぼを見つめていたら
君のくちびるを
僕は想い出してしまったよ
 
この茎を口の中で結べる人は
キスが上手なんだって
無邪気な君の笑顔だけで
毎日が輝いていた あの頃
 
いくつになっても
相変わらず不器用なままの僕
夏に始まる恋の後ろで
風鈴と君の面影が揺れる